実は日本人に向いている、ユーロドルの時間帯別の値動き解説

実は日本人に向いている、ユーロドルの時間帯別の値動き解説

FXで最も取引量が多い通貨ユーロドル。トレンドの平均寿命もボラリティも適度であり、突発的な事故が起こることも少ない(あくまで他の通貨に比べれば…ですが)。初心者から熟練トレーダーまで、幅広く支持できると言える通貨の代表格です。
この通貨は、夕方から夜にかけての時間帯に最も値が動くので、実は日本人に非常に向いた通貨となっています。日本で日中仕事や家事をしている人ならば、もっとも相場に張り付いていられる時間帯に値が動いてくれるのですから。それでは、日本時間を中心にして、この通貨の時間帯別の値動きをざっと解説しましよう。
●朝の時間帯
オセアニア市場が4時から、東京市場が9時からスタートします。唯一の注意点として、月曜日の朝に前週の終値からジャンプして窓が開くことがあります。特に米雇用統計の翌週の月曜日は要注意です。しかし、それ以外ではユーロ/ドルそれぞれのホーム通貨である欧州・米国も夜中や明け方であるため、この時間帯の動きは非常に乏しいです。
●昼の時間帯
15時から欧州市場がスタートします。それを見越してかユーロ/ドルは14時くらいから値動きが荒くなってきます。欧州の国々が動き出すここからが本番といえます。18時ごろにユーロの重要指標や要人のスピーチが発表されることが多く、要注意です。場合によっては、一瞬で数十pipsジャンプすることもあります。この夕方ごろの時間帯にむこう数時間程度のトレンドが形成され、しばらくその方向に動き続ける傾向が最近は特に見受けられます。
●夜の時間帯
21時からニューヨーク市場が動き始めます。このあたりの時間帯が最も動く時間帯です。特に21時30分、23時、24時はアメリカの重要指標が発表されるので、最も注意しなければなりません。やはり欧州よりもアメリカの指標の方がインパクトは重大だと判断されるのか、欧州の同種指標発表よりも値動きが荒いです。最も気を付けなければならないのは月に一度の米雇用統計。予想を裏切る統計が出たときなど、あっという間に100pips以上動くことがあります。
25時を過ぎて、ロンドン市場がクローズした後は、消化試合の様相を呈して値が落ち着くことが最近ではほとんどです。唯一、米ベージュブックの発表時は注意しましょう。要人の発言ごとに上がったり下がったりを繰り返すことが多く、相場の動きが全く読めないまま振り回されることが多いです。

 

以上が、ここ最近のユーロ/ドルの時間別の大まかな動きです。